飼育の知識
『飼い主さんが、みずから勉強しなければならない!』ということを「楽しい講演」を通して伝えます。
伝えたいことは、次の内容です。ここでは概要だけ記載しています。詳しく記載すると「本」になってしまうほどです。当然、ボランティア講演で全てをお伝えすることは困難です。
ボランティア講演では、インコを飼育するためには、知らなければいけない事がたくさんあって、最新の飼育本を読んだりして、『飼い主さんが、みずから勉強しなければならない!』ということを伝えます。
【インコの特性】
基本的には噛んだりついばんだりする生き物です。
集団行動が好きで、一人ぼっちが嫌いです。
人は対等な関係と思っています。人のことを飛べない大きな鳥と思っている?ことでしょう。
主従関係はありません。人に服従することはありません。「この人好き」と「この人嫌い」があります。
インコの好きなこと
インコの嫌いなこと
インコは、良いこと、または、嫌なことが起こったときに、その直前の行動(3秒以内)と関連付けて覚えます。
してはいけない事を教えるのは、して欲しいことを教えるより難しいです。
壁紙・紙類・電気コードなどは、かじられることが多いです。かじられて困るものは、片付けておいてください。
【付き合い方】
人にとって都合の良いこと(良い事)をしたら、すかさず褒めて、ご褒美を上げる。
人にとって不都合なこと(悪い事)をしたら、すぐに無視して知らんぷりする。※1
※1 すぐに無視して知らんぷりする・・・は、正確な説明ではありません。
人にとって不都合なこと(悪い事)をするには、理由や動機があります。その理由や動機を無視するわけにはいきません。
理由や動機が何か理解する必要があります。その理由や動機を表現する方法が、たまたま、人にとって不都合なこと(悪い事)だったのです。正確に説明すると、その理由や動機を伝える方法を新しく教えてあげる必要があります。その新しい方法が、人にとって都合の良いこと(良い事)であって欲しいというだけです。
怒ってもダメ、体罰もダメ、それらは、逆効果。
人がインコに合わせる。インコが人に合わせるのではありません。
インコと接するときは、お伺いを立ててから。(意志を尊重する)こちら(人)の勝手にやっていると、嫌われます。
具体例
噛まれたとき、騒いだり怒ったりすると逆効果です。ノーリアクションで知らんぷりする方がいいです。※1
ケージに戻した直後に、すぐにその場で数分間ほめて、ご褒美を上げて喜ばせると、ケージを嫌がらなくなる事が多いです。手のひらで捕獲して、強引にケージの中に入れるのは、やめましょう。手に乗ってくれなくなり、ケージに帰るのを嫌がるようになります。
インコをなでなでカキカキするときは、インコの意志を尊重して、お伺いを立ててから。クチバシで威嚇して来て嫌がっているときは、すぐにやめてください。こちらの勝手にやっていると、確実に嫌われます。
呼び鳴きは習性なので仕方がない事ですから、呼び鳴きの種類を理解して対応する事になります。
また、飼い主さんを呼ぶ為の適切な方法を教えると効果的です。例えば、鈴を鳴らしてもらったり、人の言葉で呼んでもらったり、ちょっと工夫が必要です。
なでなでカキカキは、首から上の部分のみでお願いします。
インコは首から下の部分、背中や羽の中を触ると、発情しやすくなります。
一年を通して常に発情してしまうと、とても体に悪いです。
・・・追加収筆中・・・
【食事】
インコは、1日で体重の1割〜2割の餌を食べます。※2 何を食べてもらうかは、とっても重要です。
栄養バランスを考慮して、健康的な食事をあげて欲しいです。
※2 正確な必要量の判断は、3日分の摂取量の平均を厳密に算出しておいて、今の体格体重が適切かどうかを判断し(獣医師さん推奨)、体格体重が適切なら餌の摂取量が適正となります。体格体重によって、適切な食事メニューを獣医師さんと相談して決定してください。
インコの個体差はありますが、油が多いタネ類や、甘いもの、味の濃いものを好む傾向があるようです、
人間の食べ物は、甘いものや、味の濃いものが多いので、一度与えてしまって味を覚えると、どうしても欲しくなってしまいます。人間の食べ物は与えてはいけません。
シード食か、ペレット食か、それらを混ぜてあげるか、選ぶことになりますが、どれが絶対に良い・悪いとは言えません。
私たちは、栄養管理の重要性から「ペレット食+おやつ」を推奨しています。
ペレット食は、シード食より、消化吸収しやすいようです。シードは消化しきれずに、糞の中に残ることがあります。
ペレットは総合栄養食です。1日の食事量の7割〜8割を「ペレット」で摂取してもらい、残り2割〜3割は、野菜・果物・少量のタネ類やナッツ類などの「おやつ」を与えます。
実は、この「おやつ」というのが、大きなポイントで、おやつを手から直接与えることで、信頼関係が増し、トレーニングも順調に進むことになるでしょう。
伝えたいことは、次の内容です。ここでは概要だけ記載しています。詳しく記載すると「本」になってしまうほどです。当然、ボランティア講演で全てをお伝えすることは困難です。
ボランティア講演では、インコを飼育するためには、知らなければいけない事がたくさんあって、最新の飼育本を読んだりして、『飼い主さんが、みずから勉強しなければならない!』ということを伝えます。
【インコの特性】
基本的には噛んだりついばんだりする生き物です。
集団行動が好きで、一人ぼっちが嫌いです。
人は対等な関係と思っています。人のことを飛べない大きな鳥と思っている?ことでしょう。
主従関係はありません。人に服従することはありません。「この人好き」と「この人嫌い」があります。
インコの好きなこと
- 褒められる
- 注目される
- ご褒美をもらえる
インコの嫌いなこと
- 無視される事
- やっても無駄な事
インコは、良いこと、または、嫌なことが起こったときに、その直前の行動(3秒以内)と関連付けて覚えます。
してはいけない事を教えるのは、して欲しいことを教えるより難しいです。
壁紙・紙類・電気コードなどは、かじられることが多いです。かじられて困るものは、片付けておいてください。
【付き合い方】
人にとって都合の良いこと(良い事)をしたら、すかさず褒めて、ご褒美を上げる。
人にとって不都合なこと(悪い事)をしたら、すぐに無視して知らんぷりする。※1
※1 すぐに無視して知らんぷりする・・・は、正確な説明ではありません。
人にとって不都合なこと(悪い事)をするには、理由や動機があります。その理由や動機を無視するわけにはいきません。
理由や動機が何か理解する必要があります。その理由や動機を表現する方法が、たまたま、人にとって不都合なこと(悪い事)だったのです。正確に説明すると、その理由や動機を伝える方法を新しく教えてあげる必要があります。その新しい方法が、人にとって都合の良いこと(良い事)であって欲しいというだけです。
怒ってもダメ、体罰もダメ、それらは、逆効果。
人がインコに合わせる。インコが人に合わせるのではありません。
インコと接するときは、お伺いを立ててから。(意志を尊重する)こちら(人)の勝手にやっていると、嫌われます。
具体例
噛まれたとき、騒いだり怒ったりすると逆効果です。ノーリアクションで知らんぷりする方がいいです。※1
ケージに戻した直後に、すぐにその場で数分間ほめて、ご褒美を上げて喜ばせると、ケージを嫌がらなくなる事が多いです。手のひらで捕獲して、強引にケージの中に入れるのは、やめましょう。手に乗ってくれなくなり、ケージに帰るのを嫌がるようになります。
インコをなでなでカキカキするときは、インコの意志を尊重して、お伺いを立ててから。クチバシで威嚇して来て嫌がっているときは、すぐにやめてください。こちらの勝手にやっていると、確実に嫌われます。
呼び鳴きは習性なので仕方がない事ですから、呼び鳴きの種類を理解して対応する事になります。
また、飼い主さんを呼ぶ為の適切な方法を教えると効果的です。例えば、鈴を鳴らしてもらったり、人の言葉で呼んでもらったり、ちょっと工夫が必要です。
なでなでカキカキは、首から上の部分のみでお願いします。
インコは首から下の部分、背中や羽の中を触ると、発情しやすくなります。
一年を通して常に発情してしまうと、とても体に悪いです。
・・・追加収筆中・・・
【食事】
インコは、1日で体重の1割〜2割の餌を食べます。※2 何を食べてもらうかは、とっても重要です。
栄養バランスを考慮して、健康的な食事をあげて欲しいです。
※2 正確な必要量の判断は、3日分の摂取量の平均を厳密に算出しておいて、今の体格体重が適切かどうかを判断し(獣医師さん推奨)、体格体重が適切なら餌の摂取量が適正となります。体格体重によって、適切な食事メニューを獣医師さんと相談して決定してください。
インコの個体差はありますが、油が多いタネ類や、甘いもの、味の濃いものを好む傾向があるようです、
人間の食べ物は、甘いものや、味の濃いものが多いので、一度与えてしまって味を覚えると、どうしても欲しくなってしまいます。人間の食べ物は与えてはいけません。
シード食か、ペレット食か、それらを混ぜてあげるか、選ぶことになりますが、どれが絶対に良い・悪いとは言えません。
私たちは、栄養管理の重要性から「ペレット食+おやつ」を推奨しています。
ペレット食は、シード食より、消化吸収しやすいようです。シードは消化しきれずに、糞の中に残ることがあります。
ペレットは総合栄養食です。1日の食事量の7割〜8割を「ペレット」で摂取してもらい、残り2割〜3割は、野菜・果物・少量のタネ類やナッツ類などの「おやつ」を与えます。
実は、この「おやつ」というのが、大きなポイントで、おやつを手から直接与えることで、信頼関係が増し、トレーニングも順調に進むことになるでしょう。
シード食にする場合は、ビタミン不足にならないにように、青菜などの野菜や果物を必ず摂取してもらいます。カルシウム不足を補うために、カトルボーンなどの補助食品が必要になります。また、ミネラルも不足するため、以前は塩土を与えることが多かったようですが、今は砂肝に砂が溜まりすぎるため、推奨されていません。
ミネラルは、別のサプリメントなどから摂取することができます。それらの補助栄養素をきちんと摂取してもらえれば、シード食は良いものです。シード・タネを剥いて食べるという行為が大好きだから、インコが喜びます。
(ミックスシード食の注意点)
いろいろなシードが入ったミックスシードでは、ヒマワリや麻の実などの油の多いタネを好んで食べる傾向があります。そればかり食べることにならないように注意が必要です。
(例えば人間に例えると)
インコは、比較的長寿な生き物です。悪い食生活だとインコも、人間と同じように、肥満、動脈硬化、肝機能障害、通風になります。
例えば、インコは、体重の1割〜2割の食物の摂取が必要です。そんなインコが大好きなヒマワリばかり食べているとしたら、人間に例えると、こうなります。
体重60キロの人が、大好物の焼き肉6キロと、大好きなチョコレート6キロ、ばかりを毎日食べる!!
あっという間に、病院のお世話になりますよね!
・・・追加収筆中・・・
【健康管理】
日々の健康管理は、体重測定が大切です。体調不良はすぐに体重に現れます。
自然界では捕食される側である鳥類は、体調が悪いことを気付かれないように隠します。体調が悪くて餌を食べられないような状態でも、食べたふりをします。これは、弱った個体が敵に狙われやすいのを本能的に知っていて、弱っていることを悟らせないようにするためです。
言い換えれば、インコがうずくまってしまって、ようやく体調不良が発見できた時には、症状がかなり進行していると言えます。我慢の限界を迎えているのです。
そうなる前に、体調不良を発見して、適切な処置を施すためには、日々の体重測定がとても重要です。
ミネラルは、別のサプリメントなどから摂取することができます。それらの補助栄養素をきちんと摂取してもらえれば、シード食は良いものです。シード・タネを剥いて食べるという行為が大好きだから、インコが喜びます。
(ミックスシード食の注意点)
いろいろなシードが入ったミックスシードでは、ヒマワリや麻の実などの油の多いタネを好んで食べる傾向があります。そればかり食べることにならないように注意が必要です。
(例えば人間に例えると)
インコは、比較的長寿な生き物です。悪い食生活だとインコも、人間と同じように、肥満、動脈硬化、肝機能障害、通風になります。
例えば、インコは、体重の1割〜2割の食物の摂取が必要です。そんなインコが大好きなヒマワリばかり食べているとしたら、人間に例えると、こうなります。
体重60キロの人が、大好物の焼き肉6キロと、大好きなチョコレート6キロ、ばかりを毎日食べる!!
あっという間に、病院のお世話になりますよね!
・・・追加収筆中・・・
【健康管理】
日々の健康管理は、体重測定が大切です。体調不良はすぐに体重に現れます。
自然界では捕食される側である鳥類は、体調が悪いことを気付かれないように隠します。体調が悪くて餌を食べられないような状態でも、食べたふりをします。これは、弱った個体が敵に狙われやすいのを本能的に知っていて、弱っていることを悟らせないようにするためです。
言い換えれば、インコがうずくまってしまって、ようやく体調不良が発見できた時には、症状がかなり進行していると言えます。我慢の限界を迎えているのです。
そうなる前に、体調不良を発見して、適切な処置を施すためには、日々の体重測定がとても重要です。
大変な病気「PBFD」
PBFDの効果的な治療方法は確立されていません
PBFDの効果的な治療方法は確立されていません
鳥類のインコは、哺乳類とは違う体の構造をしています。病気も鳥類特有のものが多いです。定期検診や病気怪我の治療は、鳥類を詳しく診ていただける動物病院に行かれることをお勧めします。まずは、ご近所で鳥類を詳しく診ていただける病院を探して、健康診断を受けられるのをお勧めします。
インコは日光浴が必要です。日光浴をしていないと、体内でビタミンD3が生成されないので、カルシウムが吸収されず、丈夫な骨が作れなくなります。ちなみに、紫外線には3種類の波長があり、ビタミンD3の生成に必要な紫外線である「UV-B」は、ガラス越しでは遮断されてしまい透過しませんので、直接、或いは、網戸越しに日光浴する必要があります。
しかし、日光浴時には、万全の注意が必要です。
日光浴中は、外敵に襲われないように、また、ロスト防止の為、見張っているのがベストです。目を離さないようにしてください。
ケージの中には、日陰部分も作ってあげて、インコの意思で、日向と日陰を移動できるようにしてください。
直射日光が当たり続けるとバテてしまうかもしれません。
日光浴の時間は、小型インコは 1日10分程度、中型インコは 1日30分~1時間程度、大型インコは 2時間~4時間が目安と言われていますが、日差しや気温や体調に合わせて行ってください。
日光浴が難しい場合は、UV紫外線ライトを利用することも検討してください。
・・・追加収筆中・・・
【病気】
病気や健康診断については、何はともあれ動物病院です。
鳥類を詳しく診ていただける動物病院に行かなければ、話は進みません。ぜひ、かかりつけ病院を作ってください。
インコの飼育には、インコがかかる感染症に細心の注意を払わなければいけません。鳥特有の鳥から移る病気にとても弱いです。
鳥から人に移る病気も大変ですが、ここでは、インコの病気・感染症について書いています。これが、大変なことなのです。
感染症の分類も、ウィルス性・細菌性・真菌性・バクテリア由来など多く存在します。
公園のハトやスズメ、他のキャリア飼い鳥などから、移ってしまいます。
例えば、公園に感染症キャリアの鳥のフンが落ちていたとします。そのうち乾燥して、誰かが踏んでパラパラ粉々になって、それが風に飛ばされて人の洋服に付着して、そのまま自宅に帰って、その洋服を自宅のインコが舐めてしまったら、移ってしまうような感染力の強いウイルスもあります。
治る病気ならば、まだマシですが、感染力が強く、治りにくくて、死に至るような病気もあります。
予防接種があれば良いのですが、インコには予防接種がありませんので、感染しないように、未然に防ぐ必要があります。
野生の木などをオモチャにする際は、日光紫外線消毒や熱湯消毒、中性次亜塩素酸水による消毒などで、完全に消毒してから使用してください。
アルコール消毒が効かないウィルスもいます。
キッチンハイターでも人に安全な濃度では効かないウィルスもいます。
ビルコン消毒薬は、有効ですが劇薬です。
生体に優しい、中性電解次亜塩素酸水をお勧めしています。
野外から自宅に帰宅された際は、病気の原因を持ち込まないように、帰宅時に、すぐに着替えて、手足・体を消毒するくらいの心がけが大事です。公園などに行った際は、泥や土の付着にも注意してください。特に、動物関連施設から帰ってきた時も、注意してください。
病気や健康診断については、何はともあれ動物病院です!
インコをお迎えしたとき、まずは、鳥類を詳しく診ていただける病院探しから始めてください!
インコは日光浴が必要です。日光浴をしていないと、体内でビタミンD3が生成されないので、カルシウムが吸収されず、丈夫な骨が作れなくなります。ちなみに、紫外線には3種類の波長があり、ビタミンD3の生成に必要な紫外線である「UV-B」は、ガラス越しでは遮断されてしまい透過しませんので、直接、或いは、網戸越しに日光浴する必要があります。
しかし、日光浴時には、万全の注意が必要です。
日光浴中は、外敵に襲われないように、また、ロスト防止の為、見張っているのがベストです。目を離さないようにしてください。
ケージの中には、日陰部分も作ってあげて、インコの意思で、日向と日陰を移動できるようにしてください。
直射日光が当たり続けるとバテてしまうかもしれません。
日光浴の時間は、小型インコは 1日10分程度、中型インコは 1日30分~1時間程度、大型インコは 2時間~4時間が目安と言われていますが、日差しや気温や体調に合わせて行ってください。
日光浴が難しい場合は、UV紫外線ライトを利用することも検討してください。
・・・追加収筆中・・・
【病気】
病気や健康診断については、何はともあれ動物病院です。
鳥類を詳しく診ていただける動物病院に行かなければ、話は進みません。ぜひ、かかりつけ病院を作ってください。
インコの飼育には、インコがかかる感染症に細心の注意を払わなければいけません。鳥特有の鳥から移る病気にとても弱いです。
鳥から人に移る病気も大変ですが、ここでは、インコの病気・感染症について書いています。これが、大変なことなのです。
感染症の分類も、ウィルス性・細菌性・真菌性・バクテリア由来など多く存在します。
公園のハトやスズメ、他のキャリア飼い鳥などから、移ってしまいます。
例えば、公園に感染症キャリアの鳥のフンが落ちていたとします。そのうち乾燥して、誰かが踏んでパラパラ粉々になって、それが風に飛ばされて人の洋服に付着して、そのまま自宅に帰って、その洋服を自宅のインコが舐めてしまったら、移ってしまうような感染力の強いウイルスもあります。
治る病気ならば、まだマシですが、感染力が強く、治りにくくて、死に至るような病気もあります。
予防接種があれば良いのですが、インコには予防接種がありませんので、感染しないように、未然に防ぐ必要があります。
野生の木などをオモチャにする際は、日光紫外線消毒や熱湯消毒、中性次亜塩素酸水による消毒などで、完全に消毒してから使用してください。
アルコール消毒が効かないウィルスもいます。
キッチンハイターでも人に安全な濃度では効かないウィルスもいます。
ビルコン消毒薬は、有効ですが劇薬です。
生体に優しい、中性電解次亜塩素酸水をお勧めしています。
野外から自宅に帰宅された際は、病気の原因を持ち込まないように、帰宅時に、すぐに着替えて、手足・体を消毒するくらいの心がけが大事です。公園などに行った際は、泥や土の付着にも注意してください。特に、動物関連施設から帰ってきた時も、注意してください。
病気や健康診断については、何はともあれ動物病院です!
インコをお迎えしたとき、まずは、鳥類を詳しく診ていただける病院探しから始めてください!
アメリカではPBFDがなくなった!?
お迎えの際は・・・
10年以上つれそうファミリーを、迎え入れると考えて下さい!
安いかどうか金額ではなくて、家族が増えると思ってもらいたいのです!
お迎えする際、検査して、感染のない生体をお迎えしてほしいのです。
家族としてお迎えしたインコが、すでにPBFDにかかっていたら
「寿命だからしょうがない」といって、ほっとけないんです。
なんとか、治療しようと思います。
でも、治療は長引いて、医療費は高額になってしまうでしょう。
- 20年前のアメリカでは、PBFDの鳥が出ると、感染拡大しないように、安楽死。
- ペットショップからPBFDが出ると、そのペットショップの鳥を全て検査。
- 発生源のブリーダーを突き止めて、そのブリーダーからの仕入れは全面禁止。
- その情報は業界関係者に流れ、誰も、そのブリーダーからの仕入れなくなる。
- 感染の危険がない事を証明できない限り、そのブリーダーは商売できない。
- そんな状況が何年も続くうち、PBFDが市場から消えてしまった。
お迎えの際は・・・
10年以上つれそうファミリーを、迎え入れると考えて下さい!
安いかどうか金額ではなくて、家族が増えると思ってもらいたいのです!
お迎えする際、検査して、感染のない生体をお迎えしてほしいのです。
家族としてお迎えしたインコが、すでにPBFDにかかっていたら
「寿命だからしょうがない」といって、ほっとけないんです。
なんとか、治療しようと思います。
でも、治療は長引いて、医療費は高額になってしまうでしょう。
解決策の提案
↓↓↓↓↓↓
全員が “ 一般常識 ” のように、インコのお迎えするときには、
「検査が必要」「検査済みの生体」「検査!検査!」ってなればいいと思っています!
近い将来、インコをお迎えするなら、検査して当たり前!が常識になればいいんです!
そうなれば、ペット業界が変わると思います!
ペット業界が、インコの健康と病気に、細心の注意を払うようになれば、当然、生体価格は上がります。
それで、いいんです。当然、値段が上がっていいんです!
安いから買う(飼う)、安いから売れるという風潮が、そもそもの間違いです!
↓↓↓↓↓↓
全員が “ 一般常識 ” のように、インコのお迎えするときには、
「検査が必要」「検査済みの生体」「検査!検査!」ってなればいいと思っています!
近い将来、インコをお迎えするなら、検査して当たり前!が常識になればいいんです!
そうなれば、ペット業界が変わると思います!
- ショップで検査して病気が出たら販売できない。赤字。
- ショップは困るので「健康なヒナを仕入れよう!」感染鳥ヒナの仕入れ先を敬遠する。
- 感染鳥の多いブリーダーや輸入商社は売れなくなり、ビジネス的に淘汰される。
- 良いブリーダーと良い輸入商社が、選ばれて市場に残る。
- やがては、健康な鳥が多くなって、病気の鳥はいなくなる。
ペット業界が、インコの健康と病気に、細心の注意を払うようになれば、当然、生体価格は上がります。
それで、いいんです。当然、値段が上がっていいんです!
安いから買う(飼う)、安いから売れるという風潮が、そもそもの間違いです!
もしも、感染してしまったら
感染拡大防止の勉強をして、細心の注意を払って、治療を続けてください。
PBFDも陰転の報告があります。
感染拡大防止の勉強をして、細心の注意を払って、治療を続けてください。
PBFDも陰転の報告があります。
・・・追加収筆中・・・
【身近な危険】
ご自宅であっても、インコにとっては、思わぬ危険があります。人と共存するためには、人が気をつけてあげてください。
・・・追加収筆中・・・
【ロスト】
万が一にもあって欲しくありませんが、インコが逃げてしまった、逃してしまったことを「ロスト」と呼びます。
日本語では、「逃した」「逃げた」などと表現しますが、「ロスト」のほうが正しい認識だと思っています。
「逃げた・逃した」というのは、「敵に捕らえられていたけれど、逃げてきた」「やっと捕まえたのに逃してしまった」など、何か不自由な状態から自由になったという語感があります。おそらく、江戸時代より以前から、野鳥を捕獲して飼育し、羽根の色や鳴き声を楽しんでいたのだと思います。それらの鳥が逃げた場合、また自然に帰って自由になったものだと推測します。そんなところから、「逃した」「逃げた」と表現しているのかもしれません。
「飼いインコが逃げたけれど、自然に帰って自由になったのだから、仕方ない・・・」ちょっと待っって!
これは大間違いです。
インコなどのコンパニオンバードは、日本の自然界では、ほぼ生きていけません。『逃げた=死の可能性』と考えなければなりません。それは、飼い主さんの責任として重くのしかかることになります。
英語では「ロスト」と言い、意味は「失う・失った」です。
ロストは、飼い主からみれば「大切な存在であるパートナーを失った」となり、インコからみれば「大好きな飼い主さんを失った」となり、なにより「大事な命を失った」となるのです。
最悪の結末は、考えるだけでも、悲しくなってきます。
偉そうに書いていますが、私もロストした事があります。みなさまの捜索と多大なご協力により、その日のうちに、捕獲することができました。
そのときは、罪悪感と絶望感でした。二度とあってはならないし、誰にもこんな気持ちになって欲しくありません。決して、決して、ロストすることのないように、飼い主さんが、細心の注意と、万全の体制で、飼育しなければ、いけません。
以下は、よくあるパターンを記載します。
リビングでの放鳥時、トイレにいくためリビングのドアを開けたとき、偶然、子供達が帰宅してきて、リビングドアと玄関の扉が、同時に開いていた瞬間にロストした。
別の部屋で洗濯物を取り込む際、気をつけていたけれど、放鳥していた部屋から、こちらに飛んで来てロストした。
気候が良いので、窓を開け網戸のままで放鳥していたら、インコが網戸に穴を開けてロストした。
宅配便が来て、あわててドアを開けた際にロストした。
日光浴で屋外に出す際、ケージの上部の取っ手を釣り上げて持ったら、ケージ底のツメが外れて、ケージが分解してしまいロストした。(ケージは底から持ち上げましょう)
ロストではないですが、リビングキッチンでの放鳥時に、飲み物を取り出そうとして、冷蔵庫の開け閉めをした際、誤ってインコが冷蔵庫内に飛び込んでしまい、気付かずに閉めてしまった。
※そんな事があるのか?と思うでしょうが、私の知っているだけで、2件発生しました。幸い、すぐに気付いて、大事に至らずにすみました。
【身近な危険】
ご自宅であっても、インコにとっては、思わぬ危険があります。人と共存するためには、人が気をつけてあげてください。
- 観葉植物の中にはインコにとって有害なものがあります。
- 果物の種には有害なものがあります。
- チョコレートやお茶・コーヒーなど、カフェインの入ったものは有害です。
- 基本的に、人の食べ物はあげないようにしてください。
- 小さなプラスチック片は、間違って飲み込むと、腸閉塞になって死に至ることがあります。
- 電気コードをかじるのが好きです。感電や火災につながります。
- ドアの開け閉めの際、大好きな飼い主についていこうとして、挟む事故があります。
- 取り込んだ洗濯物を、置きっ放しにしていたら、その中に入って遊んでいるのを気付かずに・・・
- いくらかわいくても、一緒に寝るのは絶対危険です。
- アロマ・アロマディフューザー、消臭剤、芳香剤には、インコには有毒で危険なものがあります。
- 新品のテフロンフライパン・新品の焼肉プレートなど、テフロンは高温になると、インコにとって有毒なガスが発生して、死に至ることがあります。やりすぎなほど換気をしてください。
- 料理中、食事中は、思わぬ危険があるので、放鳥してはいけません。
- 輪ゴムやヒモで遊ぶのは大好きですが、飲み込み事故や絡まり事故も多いです。輪ゴムやヒモは、基本的には与えずに、どうしても遊んであげたいときは、飼い主さんが見ている目の前だけで、遊ばせてください。
・・・追加収筆中・・・
【ロスト】
万が一にもあって欲しくありませんが、インコが逃げてしまった、逃してしまったことを「ロスト」と呼びます。
日本語では、「逃した」「逃げた」などと表現しますが、「ロスト」のほうが正しい認識だと思っています。
「逃げた・逃した」というのは、「敵に捕らえられていたけれど、逃げてきた」「やっと捕まえたのに逃してしまった」など、何か不自由な状態から自由になったという語感があります。おそらく、江戸時代より以前から、野鳥を捕獲して飼育し、羽根の色や鳴き声を楽しんでいたのだと思います。それらの鳥が逃げた場合、また自然に帰って自由になったものだと推測します。そんなところから、「逃した」「逃げた」と表現しているのかもしれません。
「飼いインコが逃げたけれど、自然に帰って自由になったのだから、仕方ない・・・」ちょっと待っって!
これは大間違いです。
インコなどのコンパニオンバードは、日本の自然界では、ほぼ生きていけません。『逃げた=死の可能性』と考えなければなりません。それは、飼い主さんの責任として重くのしかかることになります。
英語では「ロスト」と言い、意味は「失う・失った」です。
ロストは、飼い主からみれば「大切な存在であるパートナーを失った」となり、インコからみれば「大好きな飼い主さんを失った」となり、なにより「大事な命を失った」となるのです。
最悪の結末は、考えるだけでも、悲しくなってきます。
偉そうに書いていますが、私もロストした事があります。みなさまの捜索と多大なご協力により、その日のうちに、捕獲することができました。
そのときは、罪悪感と絶望感でした。二度とあってはならないし、誰にもこんな気持ちになって欲しくありません。決して、決して、ロストすることのないように、飼い主さんが、細心の注意と、万全の体制で、飼育しなければ、いけません。
以下は、よくあるパターンを記載します。
リビングでの放鳥時、トイレにいくためリビングのドアを開けたとき、偶然、子供達が帰宅してきて、リビングドアと玄関の扉が、同時に開いていた瞬間にロストした。
別の部屋で洗濯物を取り込む際、気をつけていたけれど、放鳥していた部屋から、こちらに飛んで来てロストした。
気候が良いので、窓を開け網戸のままで放鳥していたら、インコが網戸に穴を開けてロストした。
宅配便が来て、あわててドアを開けた際にロストした。
日光浴で屋外に出す際、ケージの上部の取っ手を釣り上げて持ったら、ケージ底のツメが外れて、ケージが分解してしまいロストした。(ケージは底から持ち上げましょう)
ロストではないですが、リビングキッチンでの放鳥時に、飲み物を取り出そうとして、冷蔵庫の開け閉めをした際、誤ってインコが冷蔵庫内に飛び込んでしまい、気付かずに閉めてしまった。
※そんな事があるのか?と思うでしょうが、私の知っているだけで、2件発生しました。幸い、すぐに気付いて、大事に至らずにすみました。